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NORIESA Total Balance of The Highest Peak.

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2019年12月16日

NORIES CUP 2019 牛久沼

2019年12月16日
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NORIES CUP 2019

2019年12月8日(日)、牛久沼のたまやボートにて、たまやボートオープン大会「ノリーズカップ」が開催されました。例年は4月~6月に開催しておりましたが、今年は厳寒期・12月の開催となりました。前日には雪が降るなんて予報も出るほどの寒波が来ており、当日の気温・水温はどちらもひと桁。そんな極寒の牛久沼でしたが、70名の方々にご参加いただきました。 メインゲストは田辺哲男プロ。さらに、ノリーズプロスタッフとしては、利根川や琵琶湖でプロガイドとして活動している荻野貴生。亀山湖で活躍する城ノ上巧の2名が参戦。 12月の牛久沼を攻略し、スーパービッグフィッシュを釣り上げる選手は現れたのか?結果はいかに!?

 

田辺哲男 荻野貴生 城ノ上巧

Report


スタート前には、田辺プロから「風もなくていい天気ですね。風が一番心配だったけど。気温が冷え込むのは大丈夫ですよ。ここはフロリダだと思えば、太陽が出たらすぐに水温は上昇しますから、必ず時合いは来ます。先週の大会では35人中5人がウエイインできたということなので、単純計算で今日は10人が釣れるはずですから、寒さに心折れずに頑張ってください」。という激励の言葉がありました。また、その後には恒例となっているボートフィッシングにおけるマナーについて、デジタルウエイイン方式について説明をしていただきました。


田辺プロの挨拶の後、荻野プロからルール説明。そしてたまやボート社長より注意事項と禁止エリアの説明をしていただいた後、スタート。減水により桟橋付近が非常に浅くなっていたため、一旦全員が沖に出てからの一斉スタートとさせていただきました。前週の大会釣果などから有望とされていた通称「塚柵」エリアへ向かうのか、東谷田川を上流方向へ進む選手が多いように感じましたが、逆に塚柵エリアではローカル選手に釣り勝てないという判断で西谷田川方面へ向かった選手も多かったようです。1匹釣ればお立ち台に乗れるのでは!?とも言われる12月の牛久沼。各選手、様々な戦略を立てて試合に臨まれたことでしょう。


そして、12月の牛久沼を見事攻略してウエイインされた選手は、70人中4人。スタート直前に急遽ルール変更をしてキーパーサイズを30cmから25cmへ引き下げましたが、その心配は不要だったようで、この時期でも食ってくる魚ということもあってか、4匹とも40cmアップの見事な魚体。しかも4本中2本は50cmアップのまさにブタバス。釣れればデカい牛久沼のポテンシャルの高さを見せつけていただきました。


試合後には、田辺プロと荻野プロによるセミナーが開催され、「当日展開したゲーム」についてタックル紹介を交えながら解説。話の中では「低水温期になっても最後まで釣れる巻きモノ・フラチャット」や「冬のシャローでデカいバスを釣るジャークベイトのカバー撃ち」、「スピナーベイトのスローロール」、「水がクリアになりすぎたら狙うレンジは中層」といった話をしていただきました。セミナーのあとには表彰式と、全員に何かが当たるほどたくさんの景品が準備された抽選会なども行われ、1日を通して楽しいイベントとなりました。


TOP 5 Angler’s Pattern

順位 氏名 サイズ(cm)
1 石川 暁 51.4cm
2 野村 康雄 51.0cm
3 大内 尚二 44.3cm
4 飯泉 孝行 40.4cm

Winner 51.4cm 石川 暁 選手

普段は東谷田川しかやったことがないが、水深があると聞いていたのもあって初めて西谷田川へエントリー。最初はTGラトリンジェッターの早巻きでリアクションバイトを狙っていたものの、ゴミが絡まってストレスになったのでディーパーレンジ1/2ozに変えて、シャローを流したら、この魚が釣れたとのこと。岸際の杭の間を通して、少し沖側を狙ってスローロールで沈めながら1.5mぐらいのボトムギリギリを通して来たらヒットしたそうです。
2013年の牛久沼ノリーズカップでも優勝した経験のある石川選手。当時はガンタージグフリップ+エスケープツインのスローダウンゲームでの優勝でしたが、今回は巻きモノの釣りで見事、2度目となるノリーズカップ優勝を果たしました。



2nd Place Prize 51.0cm 野村 康雄 選手

朝から塚柵エリアへ向かったものの、入りたかったスポットは他の選手が入っていたのでその内側をヘビダンで流したが反応無し。一度流したところを今後はフリーリグで流していったらこの魚が釣れたそうです。
田辺プロ:「まさかチビツイン?」
「いや、ラッテリーのワッキー掛けフリーリグです。ガード付きマス針をラッテリーの真ん中にワッキー掛けして、あとは普通のフリーリグ。」
田辺プロ:「すごい!新しいね!」
「それをひたすら杭に撃って、あとは誘ったりしないで待つだけ。シンカーが落ちた後のフワフワしたタイミングで食ってきました。」
8時過ぎぐらいの時間帯に、20艇ぐらいひしめき合って競い合っていた塚柵エリアで釣り勝ったのは、この日、他に誰もやっていなかったリグで攻めた結果と言えるでしょう



3rd Place Prize 44.3cm 大内 尚二 選手

牛久沼ローカルのうまい方々がスタートから東谷田川へ行く様子だったので、西谷田川の一等地へ朝イチからエントリー。水曜日のプラクティスでも反応があったサンカクティーサンで狙ってみるも反応が無かったので、ラッテリーナタテールの1.8gダウンショットでシャローを狙って食わせたのがこの魚。朝イチからずっと同じエリアで粘り、釣れたのは9時前の時間帯。「深い側で、リグを変えたりシンカーウエイトを変えたりルアーカラーを変えたりしても反応がなく、シャローをやってみようと思って狙いを変えた2投目で釣れました」。その後も同じエリアを様々な攻め方で狙い続けるも、反応は続かず、帰着となりました。



4th Place Prize 40.4cm 飯泉 孝行 選手

朝イチ、開始から30分しないぐらいの時間に東谷田川でこの魚を釣ったという飯泉選手。たまやボートから少し上流側にあるアシの島をサンカクティーサンの1/16ozネコリグでしつこく狙ってキャッチしたとのこと。
「金曜日にプラクティスで深いところを狙ってみたけど反応が得られなかったので、浅いところをしつこく攻める方がいいと思ってやりました。カバーの奥までは撃ち込まず、パラガマのエッジへ入れて、少し外側までシェイクしながら引いてきたら食いました」。 その後は岬状の地形で同じように攻めていたら50cmクラスの魚が食ったものの、バラしてしまったそうです。



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